人間万事塞翁が馬

■20181002(火曜日:晴れ)

 

s_20181002

 

 

■今朝は走りました。爽やかな朝の冷気の中、10.81km を走り切りました。実に爽やかな1時間余でした。10月の開始であった昨日に、いつもなら走り始めをするのですが、台風24号のために、さすがに昨日は無理でした。台風一過でしたが気温が上昇し、30度を超えたところもあり、熱中症への注意をテレビで呼びかけるほどの天候でした。

 

今朝は途中右太ももの違和感が出ましたが、それでも7キロを過ぎた辺りからは、それほど気にならなくなり、最後は気持ちよく走りきることができました。今月も何とか目標を達成しなければなりません。

 

■さて昨日は夕方から、本庶佑先生がノーベル賞を受賞した、というニュースで大騒ぎでした。事前に予想されていたとは言え、こればかりは発表があるまでわかりません。受賞を受けて、その人となりが報道されるまでは、関係者以外には初めて報道されることばかりです。人柄が披露されると、一般の人にも身近な存在になります。

 

本庶佑先生の研究で、オプジーボという全く新しい機序の抗がん剤が開発されたわけです。考えてみると、私が医師になった1979年の頃でさえ、がん細胞がいかにして免疫機構から、いわばすり抜けているのか、という問題はその道の研究者なら誰もが疑問に思っていたはずですが、それを根気よく地道に解明していった本庶先生は、すごいの一言です。

 

同様に医学・生理学賞を受賞した利根川進先生とのノーベル賞受賞争いに敗れた、という話を聞いたことがあります。同じ領域で競っていたのですね。その後の、いわば落胆の記者会見も読んだように思います。しかし、そこから新しい研究を初め、誰もできなかった分野を切り拓いた、というのは本当にすごい精神力です。ひょっとすると、一度目の機会で受賞していたら、今回の受賞の対象になった新たな領域は、発見されなかったかもしれません。これこそ、人間万事塞翁が馬、というのでしょうか。

 

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