出会い

■20181205(水曜日:曇)

 

s_20181205

お伊勢さんマラソンに出場するために準備をするランナーたち。三重県営サンアリーナです。

 

■今朝は走りました。二日間休んでの再開です。5.9km を走り、これで今月は 27.2km となりました。残り27日で一日あたり 2.7km が必要だ、とパソコンの画面が告げています。昨日の雨で道路に水溜りがあり、いつものコースを迂回しました。少し疲れも残っていたのですが、やはり体を動かすのは気持ちのよいものです。

 

■今朝の東京新聞、「私の東京物語」は興味深いものでした。役者の高泉淳子(あつこ)さんが第4話を書かれています。題して、「ため息 、ぶら歩き 高田馬場」。浪人して早稲田大学に入っては見たものの、自分の場所を見つけられずに、焦燥感に近い苛立ちすら感じていた頃のことを書かれています。私自身にも、そんな時期がありました。そんな時に、高泉さんの人生を変える出会いがあったのです。まさに人生は人との出会いです。その三國連太郎さんは、沼津にも別荘を持たれて、よく来られていました。その家をミーハーよろしく、友達夫婦と一緒に私も見学に行ったことがありました。

 

ジャズか映画か芝居をしたいと早稲田大学に入ったけれど、なかなか自分の場所が見つからない。何を読んでも、何の映画を見ても高揚感がない。なんだかなぁ、ため息ついてぶらぶらしていると、郵便局の向かいにACTミニ・シアターという看板を発見。中に入ると客席に椅子はなく、靴を脱いでカーペットに座って見る。「灰とダイヤモンド」「自転車泥棒」、小津安二郎、成瀬巳喜男ーー、名画座ならではのラインナップ。 通うようになり、気がつくと会員に。会員の投票でその年の主演男優賞、主演女優賞を選ぶ。男優賞は三國連太郎、女優賞は左幸子。受賞記念に「にっぽん泥棒物語」「飢餓海峡」を上映した。終わって場内が明るくなると、なんと隣に三國連太郎が座っているではないか!円座を組んで一緒に酒を交わす。大きながたいを丸くしてあぐらをかいて、穏やかに映画の話をしてくれた。感激して眠れなかった。東京に来て、初めて感動した晩だった。「ぶらぶらなんかしていられない」。そう思った決意の晩だった。

 

何度も「飢餓海峡」を観ました。悲しい映画です。なぜ人を信頼できなかったのだろう、と悲しくなります。でも、それが人間なのでしょう。

 

 

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